マシニングセンター
自動消火装置 <Cabinex(キャビネックス)>
作動フロー
火災事例(マシニングセンター)
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1. ヒューマンエラーによる出火
- 無人運転中、プログラムミスにより工具ホルダと工作物が干渉して発熱し、油性切削油剤が発火した。
- 切削油剤残量の点検を怠り、残量不足のまま長時間無人運転を実施したために十分な量の切削油剤が供給されず発熱、発火した。
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2. 切りくずの堆積による出火
長時間運転中、切りくず除去を行わなかったために加工室内に切りくずが大量に堆積し、加工点に切削油剤が十分に供給されなくなり、加工点温度が上昇して油性切削油剤に引火した。
メリット
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1. 火災ダメージを最小限に抑えられます
加工室内の火災による急激な温度上昇または出火時の炎を火災センサーが検知し、不活性ガス消火剤で瞬時に消火します。これにより機械の火災ダメージを最小限に抑えられます。 -
2. 生産ラインの早期復旧が可能
マシニングセンターメーカー様による機械本体復旧後、すぐに生産を再開することが可能なため、お得意様への部品供給停止期間を短縮でき、BCPの構築にお役に立ちます。※自動消火装置(キャビネックス)は定期点検の実施により有効にシステムが機能致します。