12月末で旧規格消火器が使用できなくなります
多発した老朽化消火器の破裂事故などをうけ、2011年1月に『消火器の規格省令』が改正され、それまでの消火器は失効となりました。その後10年間の特例期間が設けられ、今年の12月末で使用できなくなります。
皆様のところに設置されている消火器に関しては、既に新規格品に更新をしていただいているかとは存じますが、今一度、製造年が2010年以前の消火器がないかをご確認をお願いします。特に、二酸化炭素消火器やハロン消火器に関しては、耐圧性能試験(製造年から10年経過したもの)が適用されておらず、更新されていないケースがあります。また、大型消火器や化学泡消火器、トラック、バス、フォークリフトに積載されている車載式消火器やガス溶接ボンベや集塵機などに設置されている消火器も対象です。
〔更新が漏れている消火器の例〕
〔旧規格消火器の見分け方〕
防火・防災管理者再講習はオンライン講習で
コロナ渦の中、防火・防災管理者の再講習をオンラインで受講できるようになっております。
オンライン講習を受講できるのは、防火管理者再講習、防災管理者再講習、防火防災管理者再講習者の方です。
オンライン講習のイメージは、指定した日時にインターネットでオンライン講習を視聴し、受講後アンケートに答えて終了となります。講習内容は、従来の講習会場に行って受ける内容と同じです。
わざわざ講習会場へ行く手間・時間を省け、コロナ渦の中では感染予防にもなるので一石二鳥です。
但し、オンラインで講習を受講している間は、パソコンの視聴ログを解析されるようで、下記のように他の画面が前面に出ていたりすれば、受講時間の不足で受講者としては認められず、修了証は交付されないようです。
防火・防災管理者再講習のオンライン講習の申し込みは、下記サイトにて
一般財団法人 日本防火・防災協会(防火・防災管理講習)
https://www.bouka-bousai.jp/hp/lec_info/index.html
なお、危険物取扱者への保安講習に関しても、本年10月よりオンラインで講習を受講できるようになります。
(令和3年6月23日 消防危第148号通知)
「リズム」